日商簿記2級合格までの道のり
こんにちは!
昭和女子大学グローバルビジネス学部4年の飯田伽穗です。
今回は私がこの大学での学生生活で最も注力した日商簿記についてお話をさせていただきたいと思います。
まず、私が日商簿記を学ぼうと思ったきっかけは1年生の時に受講した会計学の授業でした。会計学について学べば学ぶほど面白く、全ての試験で満点を取ったことで自信を持つようにもなりました。そしてある日、教授に日商簿記を学んでみることを勧められたことで、日商簿記に興味を持ちました。
しかし、存在を知ってからすぐに日商簿記を学び始めたわけではなく、別のある教授との出会いがきっかけでした。
その教授は私が2年生の年の後期から大学にいらっしゃったのですが、その教授が来たことにより日商簿記の講義が開講されました。その時私は初学者であり、簿記に関する基礎知識も無い状態でしたが、2級合格レベルの講義を受講しました。
もちろん初学者ですから、講義の内容を理解することも難しく、ついて行くことでいっぱいいっぱいでした。それでも勉強を続けようと思ったのは、どれだけ内容が難しくても理解したいと思えるほどその教授の講義が魅力的であり、熱心に指導して下さったからです。そして私自身の「やるからには合格したい」という気持ちも強く、絶対に途中で諦めることはしたくなかったこともあり、2級の講義と並行して自主的に基礎にあたる3級の勉強に取り組むことで、理解を深めていきました。
しかし、いくら自分が理解できていると思っていても、検定に向けて新しい問題を解く度にきちんと理解しきれていないという現実を突きつけられ何度も挫けそうになりました。それでも頑張れたのは、指導して下さった教授はもちろん、所属ゼミの教授、友人や家族の応援があったからであり、応援してくれた周囲からの期待に応えたかったからです。所属ゼミの教授がお守りを買ってきて下さった時にはとても心が温まりました。
約1年半程かけて無事日商簿記2級の合格を勝ち取った際には、達成感と周囲が喜んでくれたことへの嬉しさでいっぱいでした。また、この資格はただ取得して終わりではなく、インターンシップやゼミのプロジェクトで学んだ知識をアウトプットして活かすことができる実用的な知識であるため、今でも諦めなくて良かったと思っています。
勉強してみて後悔することは絶対ないので、少しでも簿記に興味がある方は是非勉強してみてください!