日本会計研究学会第72回関東部会での桜井久勝特命教授による基調講演

 3月29日成城大学において開催された日本会計研究学会の関東部会において、多くの会計学者を前に、桜井久勝先生が、「財務会計研究の公益的視点」という題目で基調講演をなさいました。

 冒頭で、財務会計は富める者(株主・債権者・投資者)を更に裕福にする学問かと問われ、これまでの代表的な研究を紹介された後に、最後に私的な有用性と公的な有用性に言及され、冒頭の問いに対して、明確な示唆を与えてくださいました。

 学びの多い内容に触れることができ、有意義な時間を過ごさせていただきましたが、特に、講演の最後になって、前半に伏線がいろいろと御用意されていたことがわかり、会場を沸かせていらっしゃったのは、本当に感動的でした。桜井先生のもとで学習できる学生は、本当にうらやましいと感じます!