【会フ2年】授業「会計ファイナンス基礎演習Ⅳ」学科主催メンターフェア

 こんにちは。会計ファイナンス学科の鈴村です。2年生必修科目の「会計ファイナンス基礎演習Ⅳ」(担当:関憲治、磯野彰彦、安藤希、鈴村美代子)では、11月19日と11月26日の2週にわたり学科メンターフェアを実施しました。

 本学または本学科では、さまざまな業界や職種の実務家の方々と接する機会が頻繁に設けられていますが、そのひとつに多様なキャリアを持つ社会人女性が学生のキャリアデザインを支援する「社会人メンター制度」という昭和女子大学独自の取り組みがあります。具体的には、学生との個人またはグループメンタリングを通じて、卒業後のキャリアプランや生き方について相談に乗っていただく制度で、現在358名の社会人メンターさんに登録いただいております(昭和女子大学の卒業生は約25%、他大学出身者が75%)。会計ファイナンス学科では、毎年この制度を活用して社会人メンターさんを招聘し、学科主催で学生と社会人女性との対話の場を設けています。

 メンターフェアが実施される前週の授業では、学内で公開されている社会人メンターさんのプロフィールをもとに、業界や職種について調べ、質問したいことを考えるグループワークを行いました。分担しながら調べごとをしているグループ、和気藹々と話し合うグループ、脱線して雑談をしているグループなど、さまざまな様子が伺えました。

 11月19日は、将来の多様な可能性と選択肢を知ってもらうために「大企業のなかのさまざまな職種について理解を深める」をテーマとし、精密機器メーカー、テレビ局、総合電機メーカー、フィンテック企業にお勤めで、秘書、営業、企画/制作、契約、マーケティング、人事、社会貢献などに従事する社会人メンターさんにご協力いただきました。11月26日は、学科で学ぶ学問としてのファイナンスや会計が、どう実務と結びつくのかを知る手がかりにしようと、「ファイナンスや会計に関連した仕事・実務について知る」をテーマとし、メガバンク、地銀、生保、損保、税理士法人にお勤めで、国内/外国為替、窓口/預金事務、営業、総務、育成などのお仕事をされている社会人メンターさんにご協力いただきました。

 100名以上の履修者が各回5名の社会人メンターさんのもとをグループで巡回しながら対話を楽しむというスタイルでの実施でしたので、フロアの異なる教室を行き来する学生達は大変だったかもしれません。ですが、今回の学科メンターフェアを契機として、次年度から始まる就職活動、今後の自身のキャリア形成を意識してくれることを心より願っております。