【学寮研修1年生・3年生合同:東明学林】

 こんにちは!会計ファイナンス学科教員の山田です。私たちは10月15日~17日まで2泊3日の学寮研修に行ってまいりました。昭和女子大学は神奈川県と千葉県に学寮があるのですが、私たちは神奈川県にある「東明学林」に行きました。引率した教員は私と吉岡先生と安藤先生になります。

 1日目は「御殿場アウトレット」に行きました。アウトレットは今でこそいろいろな場所にあり、皆さんも行ったことがあると思います。学生たちは、アウトレットと通常の店舗販売との相違点等についてフィールドワークしました。アウトレットはメーカーの在庫品等を通常より安い価格で販売していますが、ブランド店も多数出店しています。一般的にブランド店は敷居が高いですが、アウトレットを通じて、割安な価格で品質の良いものを消費者に身近に感じてもらうことで、顧客の裾野を広げることにも貢献しています。

 アウトレットで3時間程フィールドワークをした後に、東明学林に向かいました。東明学林は写真にあるように大変風光明媚な所です。夜になると夜景が大変きれいです。季節によっては、学寮の畑で栽培しているサツマイモをみんなで掘って焼き芋にして食べたり、ミカンを収穫したりといった体験ができます。

 2日目は、食堂に集まり、午前中は「成り上がりゲーム」、午後は「国づくりゲーム」をチームに分かれて行いました。学科の先生の写真を架空のお札にして、貿易などの疑似体験を行いました。1年生、3年生の混合チームで行ったので、学年を越えた交流ができ、とても有意義でした。 

 学寮のプログラムは学寮運営委員を選抜し、学生主体で考えます。自分たちでいろいろと企画を考えられるので、一方的に先生の講義を受けるといった座学を行うケースは少なく、アクティブラーニングが中心になります。また、仲間と寝食を共にすることで、今まで話す機会がなかった学生と話したり、親交を深める機会が豊富にあります。大学に普通に通って授業を受けるだけでは、なかなか友人の輪が広がりにくいですが、学寮研修によって、仲の良い友人とはさらに仲良くなり、話したことのなかった学生と友情が芽生えたりと、今後の学生生活にプラスになることが多いです。

 学寮研修を体験してみると、多くの学生が「また行きたい」と感想を述べます。最初は「面倒くさいなぁ」と思っていても、行ってみると“楽しい”のが学寮研修です。学寮の管理・運営をなさっている職員の方々もみなさんとても親切で、ホスピタリティに満ち溢れています。

 高校生の皆さん、入学したら、学寮研修をぜひ楽しみにしていて下さい。きっと卒業するころに「また行きたい」と思うはずです。他大学にはない、貴重な経験ができるのも昭和女子大学ならではです。