【2024年度 新任教員自己紹介】①鈴木 大介先生

 今年度より会計ファイナンス学科所属教員となった鈴木大介です。みなさんには、主に簿記関連の授業でお会いすると思います。

 私は小学校でソフトボール、相撲(一応県大会出場)、陸上1000m(2分台で市の大会で6位入賞)、中学校で野球、高校・大学と柔道の経験があり、おおよそ学問とは無縁でした。ただ、大学入学前に1年予備校に行き、「俺ってまじめなのかも」と自覚してからは、勉強が好きになったことを覚えています。

 「大学は自身を“手術”する病院だ」と考えていましたので、大学では、結構、勉強しました(学費を稼ぐために4tトラックも運転していましたが)。銀行員だった兄の影響で簿記を学習し始め、日商簿記1級を独学で取得してからは、会計専門家に興味が沸きました。ただ、当時のゼミの指導教官がとてもとても魅力的で、その思考回路を理解したくて、結局、博士課程まで行ってしまいました。

 大学院では会計学を専攻しましたが、ストック・オプションに興味を持ち、金融工学(その延長で統計、ミクロ経済も)も学んでいました。最初の授業で「マクローリン展開知ってる?」と先生に言われたとき、想像したのは車のマクラーレンだけという、数学無知人間でしたが、今や明〇大のえらい先生になった同期に助けられて、なんとか生き延びた感じでした。とはいえ、そうした修羅場は今の基礎となっています。

 みなさんも、高校からの惰性で4年間を「消費」するのではなく、将来の「投資」ととらえて、なんでも挑戦してみませんか。学生のうちにいっぱい失敗して挫折を経験したらよいと思います。 “ぼっち”上等!!人にどう見られているかなんか気にせず、我が道を進んで、がんばってください!

・・・以上、えらそうにすみません(笑)