【会計ファイナンス学科教員はいつもONである】

 こんにちは!会計ファイナンス学科学科長の山田です。今回は我々の学科ポリシーに絡んだ真面目な(!?)お話です。

 皆さんは大学の先生にどのようなイメージをお持ちですか?好きなことを勝手にやっていて暇そうでいいな、と思っていますか?私はそのような考え方に激しく反論します。もし「在宅になって教員は遊んでいるのではないか。」といった考えを持っている人がいるとすれば、それはかなり我々教員をばかにしています。教育や研究の現場を知らなさすぎる。正直、我々は在宅になってからの方が、大学に出校しているよりはるかに忙しくなりました。どのような仕事も突き詰めればそうかもしれませんが、我々の仕事にはOFFはありません。今のような非常時は特にそうです。夜中でも学生対応しているのです。もちろん、平時であっても、勤務時間外、休日関係なく卒業研究の支援や就活支援など行っています。そして、一方で我々は研究者でもありますから、自身の研究テーマも継続して研究しないとなりません。皆さんもどこかで目にしたかもしれませんが、本学は「学生への面倒見の良い大学」となっています。その背景には、教員や職員の皆さん、学科の助手の方々の並々ならぬ尽力があるからです。授業準備、研究、学科の運営等々考えると、遊んでいる暇など我々にはないのです。

 頭を使う仕事はエンドレスです。頭を使うので、一見「何もしていないように見える」のですが、常にいろいろ頭の中で黙って考えているのです。そういう仕事です。昔の大学の先生はもっとおおらかだったかもしれません。しかし、今は違います。教員に要求されることは増えていくばかりです。中学や高校の先生の過労死などがニュースになることがありますよね。学生と向き合う真摯な教員ほどその可能性が高まります。「就業規則はある。あなたがたが好き勝手にやっていることでしょ。」といった見方もあるでしょう。「そうですとも。もちろん好きだからやっているのです。誰を責めるつもりもございません。」、我々はそういう心構えです。学費以上のリターンを学生に将来にわたって提供したいのです。

 私が見ている限りにおいては、学科の教員は自分の時間を犠牲にして、自身の許容範囲を超えて仕事をしています。「それは学科の在学生が証明」してくれます。

 オンライン授業になっても、我々は学生との信頼関係を築きながら、可能な限り質の高い教育を提供していこうと思います。そして、自由に動けるように世の中がなった時、蓄積した皆さんの能力が資格試験の合格などで花開くよう、尽力していく所存です。

 我々は、自らの意志で「常にON対応」です!学ぶ意欲のある学生、どんどんかかってきなさい!