【経営者になって資金調達してみました】

こんにちは!会計ファイナンス学科教員の山田です。

先日のこのブログで「教室を株式市場」にしましたが・・、今回の授業では学生に経営者になってもらい、銀行と投資家から資金調達をしてもらいました。5人のグループになってもらい、経営者1人、銀行2人、投資家2人に分かれてもらいます。まず、経営者は自分が投資したいプロジェクトをいくつかの候補の中から選びます。そこには各プロジェクトの成功確率が示されており、リターンとリスクが異なっています。経営者は自分が採用したいプロジェクトを銀行や投資家にアピールして、目標金額を調達しないとなりません。さぁ、交渉がスタートです!銀行はそんなリスクの高いプロジェクトにお金を貸せないと言います。投資家はそんな予想リターンの低いプロジェクトなら出資しないと言います。あなたが経営者ならどうしますか?そして、経営者が採用したプロジェクトは果たして成功するのか・・・!?

このようなゲームを私の授業では採り入れています。実際に体験してから必要な理論を学ぶ「反転学習」と「アクティブラーニング」を効果的に授業で行います。ですから、私の授業では寝ている学生(本当はいてはいけないんですけど・・)は1人もいません。高校生の皆さん、入学して私の授業を履修すると、90分の授業時間があっという間に過ぎて、そして、頭が良くなった“気になります”・・。この「良くなった気になる・・」ことが大切です。そこから学びが起動します。