関ゼミ(3年生)「実務家による特別講座」第3回
こんにちは。会計ファイナンス学科教員の関です。前回に引き続き、関ゼミ(3年生)「実務家による特別講座」のご紹介です。
本日(「実務家による特別講座」第3回)は住友生命保険相互会社 執行役常務 岩井豊城様にお越しいただきました。今回の講義では、「生命保険の現状と展望」というテーマで、生命保険商品の基礎知識や歴史、生命保険の販売チャネル、リスクと社会保障制度、国内環境の変化と生命保険マーケット、生命保険商品の新しい形などについて、詳細にご講義いただきました。


受講した学生からは、「ファイナンシャル・プランニングの学習をした時に生命保険に関する知識を学習した。しかし、検定試験の受験勉強に必要な知識として暗記したが、自分の知識になっていないと感じていた。今回の講義を受けて、暗記した知識と自分の生活がつながったように感じた」や「生命保険会社は保険を販売するだけではなく、保険金を支払うことで保険契約者、広くは社会、に貢献できる会社であることに改めて気づかされた」、「生命保険は病気等のリスクに備えるものだと理解していたが、健康増進につながる日々の活動によって保険料が変わったり、継続的な健康増進活動を応援したりすることによってリスク自体を減らすタイプの保険があることを知り、保険商品の幅の広さに驚いた」などのコメントがありました。
当学科の学生は、主に1・2年次に簿記やファイナンシャル・プランニング技能検定などの検定試験を受験することで会計やファイナンス(パーソナルファイナンス)の基礎知識・スキルを身につけています。検定試験のための試験勉強で身につけた知識やスキルを現実の社会で活かせるようにすることがゼミの目的の一つでもあるため、今回の講座を通じて(検定試験のための学習を超えた)多くの気づきを得てもらいたいと考えています。
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