昭和女子大学附属中学校で授業をしてきました!

こんにちは!小森ゼミ3年の戸張怜です。私たち小森ゼミと他の3・4年生数名は、11月26日に昭和女子大学附属昭和中学校で女子中学1年生を対象に出前授業を行いました。今まで駒場東邦中学、本郷中学・高校、立教新座高校の男子中高生を対象とした授業は行ったことがありますが、女子対象は初めてです。

今回の授業テーマは「歩み寄るということ、リミッターを外すこと」。中学生と大学生が一緒に無意識のバイアスについて考えました。無意識のバイアスとは、自分でも気づかないうちに抱いている思いこみのことです。特に、「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべ き」といったジェンダーバイアスに焦点を当て、授業を進めました。

女子中学生向け授業では、これまでの男子中高生とは異なる反応が多く、新鮮でした。グループディスカッションでは積極的に意見を出し合い、結婚観に関する質問にも多様な考えを共有してくれたことが印象的です。また、私が担当したクラスでは、画像の人物がどんな人なのかを想像して考えるペルソナワークが特に盛り上がりました。さらに、食べ物や飲み物にもジェンダーバイアスが存在することを伝える飲料メーカーのCMは、普段意識していなかった偏見を面白く伝えており、生徒たちから好評でした。

元気いっぱいの女子中学生たちとの授業は、たくさん発言・発表してくれて、非常に活気のある楽しい経験になりました。また、休み時間にも積極的に話しかけてくれたことが嬉しかったです。

今回の授業で最も伝えたかった「男女という性別に無理に個人の特性を当てはめる必要はない、自分にリミッターをかけない」という考え方を、生徒たちがしっかり理解してくれたと感じています。これからの学生生活でも無意識のバイアスに囚われず、さまざまなことに挑戦していってほしいと思います!