【山田ゼミ3年・4年：学園祭に出店！】

　こんにちは！会計ファイナンス学科教員の山田です。11月9日（土）、10日（日）に秋桜祭（本学の学園祭）が開催されました。山田ゼミでは毎年、学園祭に出店しており、今回は、3年生は「チュロス」、4年生は「鈴カステラ」を販売しました。

　写真の鈴カステラを見て下さい。とってもかわいいでしょ。これはゼミ生たちがホワイトチョコでコーティングし、自分たちで1個1個顔を書いています。おそらく学園祭で1番かわいいお菓子だったのではないでしょうか。道行く多くの人たちからも「かわいい」と声をかけて頂きました。

　チュロスは鎌倉の美味しいお店から仕入れたものを、カップをデコレーションし、いくつかの味を組み合わせて販売しました。どういった組み合わせがお客さんにウケるのかをゼミ生たちはいろいろ試行錯誤していました。

　おかげさまで両日とも「完売御礼」でした。チュロスは安定の人気、鈴カステラはあのかわいさがお子さんたちに大人気でした。ご購入して頂いた皆様、誠にありがとうございました。深く感謝いたします。また、卒業生や保護者の方々もたくさんお越し頂きました。本当にありがとうございました。

　ここからは教員の私見になります。学園祭は準備日や後片付け日を含めると金、土、日、月と4連休になります。ですから、参加しないと4日連続で休みなわけです。しかし、ひとたび、出店すると決めると、準備からなにから大忙しになります。日頃の勉学や、プライベートに新たな予定が加わるのです。しかも、かなり前から企画など準備に入るので、それなりにヘビィなものになります。衛生面での対応や品質の確保なども徹底して遵守しないとなりません。多くのハードルを超えて、学園祭当日にたどり着くわけです。

　この4日間をのんびり過ごすのもいいですが、ゼミの仲間と全員で一心不乱に何かに取り組むことはとても有意義だと思います。そしてこういった経験が素敵な“思い出”になるのだと思います。就職活動に入ると、履歴書やエントリーシートに何も書くことが無いと右往左往する学生がいますが、何もして来なかったら当然書けるものはないのです。学園祭も真剣に取り組むとその過程で多くの得るものがあります。この経験を通して、山田ゼミのゼミ生はまた一段と仲良くなりました。全員が本当に楽しそうにしています。これは教員から見ても本当に嬉しいことです。

　また、「会計ファイナンス学科」なので、ちゃんと「損益分岐点売上高」を考えて販売活動の計画をたてていたようです。全部売れても、利益が出ていなければ、それは失敗です。逆に、売れ残りがあったとしても、利益が出て黒字であればビジネスとしては成功です。学園祭からでも様々な学びにつながります。

　会計ファイナンス学科では1・2年次は座学が中心ですが、3年次以降は少しでも“大学生らしい”体験もさせたいと思っています。学生の本分はもちろん勉強ですが、「優れた人間性の育成」にも山田ゼミは配慮したいと思っています。