【GB学部10周年】教員インタビュー③小森亜紀子先生

GB学部10周年を記念し、会計ファイナンス学科の先生方のインタビューをお届けしています。

三人目は小森亜紀子先生です!

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Q:学部・学科の魅力は何だと思いますか?

A:グローバルビジネス学部は、ビジネスウーマンとして社会で活躍できるしなやかで強い女性を育てることができるプログラムがたくさん詰まった学科だと思います。ビジネスデザイン学科はボストンに留学しますし、会計ファイナンス学科は簿記やファイナンシャルプランナーの資格を取ります。両学科とも実務家出身の教員が多く、企業や自治体とのプロジェクト活動もたくさんしています。

 ここでは、学生は英語や資格取得などの人生における武器を身に着けることができると思います。

Q:先生の専門分野について教えてください。

A:私の専門分野は教育社会学で、教えている授業は1年生向けの「ダイバーシティとビジネス」、それから3、4年生向けの「女性のための組織行動論」、会計ファイナンス学科1年生の基礎ゼミ、そして会計ファイナンス学科3年生4年生のゼミナールを担当しています。大学院では、ワークライフキャリア論といって人材育成とキャリア論についての授業を持っています。個人的な研究としては、2018年から日本とフランスと韓国の、男性と女性の仕事と家庭に対する意識の調査をしています。

 ゼミナールでは、同時に四つぐらいのプロジェクトを行っていまして、学生はマルチタスクになります。優先順位をつけて、タイムマネージメントをして、プロジェクト遂行する、そして企業の方にプレゼンするためにはエビデンスが必要ですので、統計学も一緒に学んでいます。ゼミではプロジェクトと統計学をメインに教えています。

Q:「ダイバーシティとビジネス」を学ぶ醍醐味は何ですか?

A:「ダイバーシティとビジネス」というタイトルの授業ですけれども、内容はシラバスを見ていただければわかるように、組織行動論の入門編のような感じになっています。高校生から大学生になったばかりの1年生に、大学生基礎力というものを身につけてもらおうと思っています。

 課題が多いですが、課題を発表したり、発言をしたり質問したり、大勢の前でそういうことをすることに慣れてもらうように授業を組み立てています。私が一方的に講義をするというよりも、課題を学生が発表して、みんなに教えるという相互学習の形を大切にしています。

 座席表も作りませんが、前から詰めて座ってくださいとお願いしています。というのは、就職活動、または社会人になってから説明会や会議で前に座ることができなかったら駄目ですよね。授業で前に座ることに慣れていれば、それが身につき習慣となります。そのために、前に座ってマイクを持って大勢の前で喋るという体験をしてもらっています。講義形式の授業というよりは、お互いに学び合う形の授業を目指しています。

 ですから、発言すること、質問すること、話を聞きながら質問する内容を考えること、進んで前に座ることというのが身につくような授業だと思っています。

Q:これからどういった学部・学科にPower upしてほしいですか?

A:そうですね、これからは両学科の特徴を生かしつつ、ビジネスデザイン学科の学生さんも英語だけでなくいろんな資格に挑戦してもらいたいし、会計ファイナンス学科の学生さんも、簿記やファイナンシャルプランナーの資格はとりますけども、ボストンに短期で行ってもらいたいし、TOEICの点数も上げてもらいたいし、英語の勉強もしてもらいたい。

 そういうふうに二つの学科がお互いのいいところをどんどん伸ばしていく、そんな学科、学部になっていっていただけたら嬉しいなと思っています。

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GB学部10周年を記念し、会計ファイナンス学科・小森亜紀子先生の記事をお届けしました。

先生方のインタビューを読んで、当学部・当学科に興味を持ってくださった方!

3月のオープンキャンパスでお会いしましょう!