【伊勢坊ゼミ4年Kさん、税理士試験2科目同時合格!】
こんにちは!伊勢坊ゼミ4年のKです。
この度、第73回税理士試験の簿記論・財務諸表論に無事合格することができました。
私はこれが2回目の受験でした。大学3年生の8月に初めて受験したのですが、その時は不合格でした。税理士の勉強は大学2年生の9月から始めましたが、大学の講義に加えて、TACで週4日夜の講義に参加しており、正直なところ、当時はとても苦しかったです。自分が税理士になりたくて始めた勉強なのに、なんでこんなことしてるんだろう、友達と遊びたい、と考えることもたくさんありました。1人で勉強をすることもありましたが、公認会計士を目指す友人と勉強することも多く、その友人にはいろいろな面で助けられ、勉強期間はとても励まされました。
3年生の税理士試験が不合格だとわかり涙が出た時に、今まで私は何をやってきたんだろう、来年は絶対合格しなきゃと強く思いました。2年目なのだから絶対合格と自分の中でプレッシャーもありましたが、1年目とは勉強の仕方を変え、試行錯誤し、TACの先生や大学の先生から様々なアドバイスをいただきながら勉強に取り組みました。
なかでも、税理士指導担当の加納先生には、3年生の試験結果が出た後の12月から毎月、勉強の内容、勉強時間、1か月の振り返り、テストの点数を報告し、時に厳しく、私が辛い時には優しくアドバイスをしていただきました。いつも気にかけて連絡をしてくださった加納先生には感謝しています。また「息抜きしたくなったら呼んでね」と言ってくれる友人、応援メッセージ等を送ってくれる友人もおり、私の心の支えになっていました。
本試験に臨むにあたって、勉強の仕方は人それぞれだと思いますが、私は朝9時か10時頃から夜までTACの自習室に籠る日が多く、試験の2週間前からは本試験を見据えて毎朝5時半に起き、試験会場の側のマクドナルドで1時間ほど勉強してからTACの自習室に向かっていました。試験日はとても緊張しましたが、今年は1年目の時より自信を持った気持ちで試験に臨めました。
今回簿記論と財務諸表論に合格し、いろいろと振り返って感じたことがたくさんあります。それは、資格の勉強はたくさんの方に支えられていたということです。
勉強面ではTACの先生や大学の先生に、精神面では友人や家族に支えられ、この試験に臨んで合格できたのはこのような環境があったからだと感じました。この環境なしに合格は掴めなかったと思います。試験の合格発表前には神社に行き、帰りに転んで悪いものを吸い取ってくれた母、絶対合格してるよと言い続けてくれていた父、この勉強ができる環境を作ってくれた両親には本当に感謝しかありません。合格がわかった時には、生まれて初めて母と泣いて抱き合い、父はケーキを買ってきてくれ、祖父に合格を伝える電話をした時には泣いて話せなくなっている声を聞き、とても喜んでくれているのだと感じました。
簿記論と財務諸表論と、税理士試験5科目のうちまだ2科目の合格でスタート地点に立ったばかりですが、この気持ちを忘れず、税法3科目の合格を目指して頑張っていきます。そして祖父のような税理士になれるよう、勉強だけでなく実務も通して多くのことをこれからも学び続けたいと思います。
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