【資金調達ゲーム】

こんにちは!会計ファイナンス学科で学科長をしている山田です。

以前、ご紹介した「ビジネスファイナンス」という授業で「株式売買ゲーム」を行いましたが、今回は「資金調達ゲーム」を行いました。これは、4人から5人のグループに分かれて、その5人の中から、経営者1人、銀行2人、投資家2人を選びます。経営者、銀行、投資家には仮想のお金が渡されていて、経営者はあるプロジェクトを選択します。プロジェクト実行のためには資金が必要です。目標の金額に到達するまで、経営者は会社の資金も活用しつつ、銀行や投資家から資金を調達しないといけません。そして、そのプロジェクトが成功するか否かはゲームの最後までわかりません。といったようなゲームです。経営者は自分が選択したプロジェクトを銀行や投資家にアピールして資金を募らないとなりません。銀行はあまりリスクの高いプロジェクトには融資できません。投資家はリスクを許容しつつ、リターンの高いプロジェクトに挑戦してほしいと考えています。各経済主体で思惑が異なる中、交渉を粘り強く続けます。

このような学びを会計ファイナンス学科では行っています。2年生以上になると米国のビジネススクール型の授業が増えていきます。臨場感のある実践的な学びの中で、学生たちは様々なことに気づき、学びを深めます。