夏休みですが「夏季集中講義」開講中です

こんにちは。会計ファイナンス学科教員の関です。
今週から大学は夏休みです。しかし、会計ファイナンス学科では1年生対象の夏季集中講義「実践簿記Ⅰ」を開講しています。

この夏季集中講義「実践簿記Ⅰ」は、今年度から大幅にリニューアルした科目で、桜井久勝先生(本学特命教授、公認会計士・監査審査会 前会長)の丁寧で分かりやすい講義に加えて、経験豊富な外部講師が実践的な問題演習を行い、日商簿記3級レベルの知識・スキルの確実な修得を目指しています。

会計ファイナンス学科の学生の多くは普通科の高校出身であるため、ほとんどの学生は本学入学後に簿記の学習を本格的に開始します。春季集中講義「簿記入門」に加えて1年前期開講の2科目「商業簿記Ⅰ」、「簿記演習Ⅰ」を受講することで、すでに1年生の過半数が日商簿記3級に合格しています。今回の夏季集中講義「実践簿記Ⅰ」を受講することで、さらに多くの1年生が夏休みに日商簿記3級に合格することを期待しています。なお、1年生は後期から日商簿記2級レベルの学習を開始することになっています。

ところで、会計ファイナンス学科では入学時点ですでに簿記の学習経験があり、日商簿記3級に合格している場合には、入学後すぐに2級レベルの学習を行います。今年度も本学の入学試験合格後に簿記の学習を始め、入学前に3級に合格していた1年生(普通科の高校出身)がすでに2級に合格しています。

以前にも書きましたが、学期中には授業や授業の課題等があり、まとまった時間が取りにくいので、授業がない夏休みや春休みは検定試験や資格試験の勉強をまとめて行う絶好の機会です。そこで、「実践簿記Ⅰ」以外の夏季集中講義や課外講座・勉強会(公認会計士受験希望者のための簿記特別講座など)も実施しています。

会計ファイナンス学科では、日商簿記2級・3級レベルの学習を専門科目の基礎として位置付けています。日商簿記2級・3級レベルの基礎知識・スキルを身に付けた上で、さらに簿記・会計の学習を続けていくことができます。また、日商簿記2級・3級レベルの知識・スキルを活かしてファイナンスやマネジメント(企業経営)を学んでいくことも可能です。

会計ファイナンス学科では、主体的に学ぶ学生を徹底的にサポートします。